開業奮戦記(目黒 瞳)

「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

記事一覧

第4回 母の貢献?

目黒 瞳

母曰く、「そんなにわがまま言っているから見つからないのよ! どこでもいいから開業して、いいところが見つかったら移ればいいでしょ!!」  いえいえ、それにはお金が必要。内装にはお金が100万円単位でかかります。家賃にしても、入るときに1年分に近い金額を保証金として払い、出る場合には前もっての通告が必要です。

第3回 地元開業の善し悪し

目黒 瞳

見せてもらった物件がいまいちで、しょんぼり歩いているときに猫を発見。かまおうとしたのですが、逃げられてしまい…。 物件の見つからぬ日の街角に 我泣きぬれて猫とたわむる (ひとみ作)

第2回 不動産屋とのすれちがい

目黒 瞳

『20坪、1階もしくはエレベーターのある上階』 が条件なのですが、出てくる物件は10坪という小さいものばかり。もともと小さな商店をビルにすることが多いエリアらしく、面積が小さく、エレベーターがない物件がほとんどです。

第1回 開業場所が見つからない!

目黒 瞳

勤務先の方針がいまひとつ自分の考えと合わないと感じるようになるとともに、わき上がってきたのが「自分1人でやってみたい」という独立願望。 「開業したい」と前職場で言ったところ、「じゃ、今年いっぱいで辞めてね」と返ってきたのは一昨年のこと。