開業奮戦記(目黒 瞳)

「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」
「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、
日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

第63回 診療所が寒い!

2018/12/21 目黒 瞳
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 近隣の開業医の先生たちに年賀状を出してみたところ、「1年目がつらい時。がんばってください。」とお返事をいただきました。ありがとうございます。
 眼科の先輩開業医からは、「石(医師)の上にも3年とこちらの医師会ではよく言います。」とあり、「そうか3年かあ」と思っていたところ、後輩の眼科開業医の年賀状には「8年たって、ようやく食べられるようになりました」と書いてありました…。

 さて、開業して初めての冬を迎えたわけですが、なにしろ診療所が寒くて困っています。

 新築のコンクリート建ての1階なので、「最初の冬は寒いですよ」と建築士に言われてはいたのですが、これほどとは思いませんでした。私は冷え性ではないのですが、1月に入ってからは足先がジンジンするほどで、座っていられません。患者さんがいないときはスタッフと一緒に歩き回っています。防寒ブーツを履いて診療したいくらいです。

 エアコン以外に、ヒーターを数個置いていますが、契約している電気容量がそんなに大きくないので、フルで使うとオーバーしてしまいそうです。加湿器も欲しいので、ヒーターと一緒になっているものを買ってみました。幸い(?)まだ患者さんの待ち時間は長くないので寒い思いをさせることは少ないのですが、散瞳検査のときには30分ほど待っていただくので、ひざ掛けを用意してあります。

開業後の現在から「この時」を振り返って

10年たつと建物の寒さもやわらいでいます。そして8年たってやっと食べられるようになった後輩君も元気にまじめに仕事をしている様子がFacebookで見えています。

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連載の紹介

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

著者プロフィール

目黒 瞳(めぐろ ひとみ)氏

●生まれ育った地元で、2008年、眼科を開業。
 なかなか増えない患者数に不安になりつつ、後進のためになる話を記録に残そうと本連載を執筆。