開業奮戦記(目黒 瞳)

「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」
「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、
日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

第41回 ホームページ、いくらで作る?

2018/10/05 目黒 瞳
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 私は地元に開業するので、商店街の方が進んで宣伝してくれましたが、開業に当たっては最低限、ホームページは必要だと思います。医療はいまだに口コミで患者さんが集まってくるものですが、それでも、近くの医療機関を調べる場合、あるいは知人に紹介されても受診の前に情報を収集するなど、患者さんはネットで検索をかけるからです。

 簡単なホームページならば、10万円程度で作ってくれるところは結構あるようです。が、内容は定型で、本当に必要な情報だけ。診療時間とか、地図上での表記(決して「地図作製」ではありません。ネットで検索して見る地図のようなものです)くらいです。私は病気の情報も載せたいので、オリジナルで作ってもらいました。

 ロゴは本当のプロに頼むと、マークだけで最低50万円はかかると初めて知りました。デザイン会社の人に「ぜひ作りましょう!」と言われたのですが、「えーっ。でも、自分が通っているクリニックのマークって覚えている?」と聞いたら、営業の方もデザイナーさんも「…」。

 あまりお金をかけても意味がないと判断し、ホームページを作成している方に「こういうイメージで、フリーのデザインを探すか、作ってください。」とお願いしました。ホームページ、地図作製、マークデザインで25万円くらいでした。

 何にでも使える地図は作っておくと便利です。案内パンフレットなどにも使えます。いろいろな医療機関のホームページを見てみると分かりますが、デザインに凝りすぎて分かりにくくなっているところ(特に地図が印刷して使えない)って多いんですよね。

開業後の現在から「この時」を振り返って

今現在のホームページは私がひとりで作っています。昔にくらべ無料で作れるホームページはいろいろあり、予算がないのであれば自分でそして無料で作ることも可能です。地図もグーグルマップで十分ですし、スマホを持っている方は住所を調べてやってきます。ただ自費だけのクリニックの場合、ホームページは豪華にきれいに作りこんだほうが良いそうですので、お金はかけたほうが良いのでしょう。

あとロゴマークも自己満足に終わる可能性が高く、フリー素材で十分だと思います。


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連載の紹介

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

著者プロフィール

目黒 瞳(めぐろ ひとみ)氏

●生まれ育った地元で、2008年、眼科を開業。
 なかなか増えない患者数に不安になりつつ、後進のためになる話を記録に残そうと本連載を執筆。