開業奮戦記(目黒 瞳)

「開業のきっかけは?」「開業地域や物件を選ぶポイントは?」「開業資金は?」
「患者は来てくれる?」。理想に向かって診療所開業に踏み切った医師たちが、
日々悩み、悪戦苦闘する様子をリアルにお伝えします。

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

第31回 今どきの電話って…

2018/09/21 目黒 瞳
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 電話とネットをどういう組み合わせにするか。悩みました。

 昨今は選択肢が多すぎてよく分かりません。電子カルテについては、メーカーによっては推奨のネット環境があります。賃貸するビルには「ひかり」が入ることがわかっていたので、そこから電子カルテを決めました。NTTのBフレッツでネットを、ひかりで2回線(電話とファックス)という結論にしたのですが、これが後でまたもや問題になるのです…。

 数日かけてあちこちを読んでみて分かったことは、ネット環境を整えるには、つなぐ方式(ひかり、ADSLなどなど)のほかに、プロバイダーが必要。そして、契約はNTT(もちろん他の業者もあり)から契約する方法と、プロバイダーからする方法があるということ。

 別々に契約することもできますが、自分がNiftyの個人会員だったため、法人契約にする場合にはNifty側から変更したほうが楽、ということが判明。あと、NTTはネットで契約しないと割引がないらしいし、ホームページをいくら読んでも分からないことが多いのに、電話で確認ができず。Niftyは電話で「ネットでキャンペーン見ました」と言ったら、割引を確認できたので、こっちにしました。

 とはいえ、Niftyで契約するのに電話で30分。耳が痛くなりました…。「☆〒!▲となりますが、よろしいですか?」って、質問が繰り返されるのですが、その「☆〒!▲」を私が知らないことが多い上、窓口の人がうまく説明できず、大変でした。よっぽどかけ直そうかと思ったのですが、そもそも係の人がつかまるまで何回も電話した上でのこと。かけ直していたら日が暮れてしまいそう。

 もう、電話やネットの契約なんて、金輪際したくない~。そんなに安くならなくていいから、簡単に契約できるようにしてくれ~。

開業後の現在から「この時」を振り返って

今はもっといろいろ簡単になっているのでしょうか? これだけ面倒だと加入する人が増えないと思うのですが。そして今現在当院の電子カルテはネットと切り離して使うものになっていますので、ネットはそれほど重要でなくなりました。
現在は医療機器や各種システムもネットワーク化されておりますので、早めに業者に相談を


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連載の紹介

※本連載は、過去(2008年1月~2009年9月)に「日経メディカル Online」内で掲載したものを、開業後10年を経た著者が一部加筆・修正、当時を思い出しながらの現在の感想を追記したものです。
一部、現在の状況と異なる点が含まれる場合もございますが、掲載当時の読み物としてご一読ください。

著者プロフィール

目黒 瞳(めぐろ ひとみ)氏

●生まれ育った地元で、2008年、眼科を開業。
 なかなか増えない患者数に不安になりつつ、後進のためになる話を記録に残そうと本連載を執筆。